The Fuji Butcherとは
The Fuji Butcherは、富士山の麓、河口湖の湖畔からほど近い場所にある、ヨーロッパスタイルの肉屋です。地元産の良質な肉を原材料とし、伝統的なヨーロッパの製造技法を駆使して、目の肥えたお客様のために高品質な商品を用意しています。
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製品の品質
私達がこのビジネスを始めたのは、私達が食に情熱を注いでいるからです。The Fuji Butcherの製品は、私達が製品化しなければ、「日本で入手できない物」、「輸入品」、あるいは「高品質ではない物」しか手に入らないタイプの商品です。ヨーロッパにある食品で日本ではそれほど見かけないものをあえて選んで製品にしています。私達の目標は、インターナショナルで高品質の地元産製品を日本の皆様にお届けすることです。
私達は、製品開発に多くの時間を費やし、常に効率や利益率よりも品質を優先しています。ソーセージや挽肉に、切り落としや軟骨を利用することはありません。ローストやステーキにして美味しく食べられる部位を使い、完璧な風味と食感になるように丁寧に作っています。
動物の尊厳と尊重
残念ながら、国際基準と比べると、日本ではアニマルウェルフェアが十分とは言えません。そのため、私達は自分達で農家を訪れ、高水準の福祉を実践している農場とのみ取引しています。ヨーロッパでは、畜産動物の生育環境で不自然なことをすることが長く問題視されていて、消費者もそれらを確認して商品選択をする文化が育っています。成長を早めるホルモン剤の投与や、健康そのものの畜産動物に病気を予防する目的で与えられる予防的抗生物質の利用もその一つの例です。これらの不自然な薬物の投与は食肉のコストを下げることが目的とされており、肉の品質という意味だけでなく、畜産動物をモノとして扱う意識の表れでもあります。The Fuji Butcherの契約農家ではこれらの利用はありません。その他にも、どのような環境で育てられているのかを自分達の目で確認するため、定期的に購入先の農場を訪問し、倫理面と肉の品質のどちらの点でも、取引先の農家が私達と信念を共有していることを確認しています。
アニマルウェルフェアの観点から、できるだけ多くの部位を使うことも私達の優先事項です。日本では内臓肉がかなり食べられていますが、特定の部位に対する需要があまりないことが原因で、部位によっては驚くほど多くの肉がそのまま捨てられています。これは無駄なだけでなく、動物に対して失礼なことだと考えています。商品ラインナップを拡大していく中で、そのような無駄をなくすことを強く意識していきます。
地元産の天然素材
私達は、できる限り地元産の食材を使用しています。肉はすべて山梨県内の農家から直接仕入れており、ハーブやスパイスの多くは自家栽培です。塩は100%日本海塩で、ソーセージを作るのに使う水も工場から10分ほどの距離で採れる富士山の湧き水を使用しています。輸入食材は、日本の気候では栽培できないスパイスなどの国内で生産できない物に限っています。
製品をできるだけ自然のままに保つことも、私たちにとって非常に重要なことです。私たちの契約農場では、ホルモン剤、予防的抗生物質、その他の不要な薬剤は使用されていません。パン粉などの乾燥原料も含め、製品には保存料や添加物は一切使用していません。すべて無添加です。
自然環境
国立公園とユネスコ世界遺産の両方に位置する場所に工場があるため、私たちは環境への影響をとりわけ意識しています。
よりローカルな素材を原材料とすることは、原価が高くなる原因となることもありますが、不必要な運搬や輸送を減らすことができます。
ナチュラルな素材を原材料とすることは、化学物質や粗悪な物質を体に取り込む事を減らし、ひいては自然環境のためになります。
食肉の廃棄を減らすことは、動物を敬うだけでなく、焼却されるゴミを減らし、環境負荷を減少させることになります。
可能な限り環境に優しい素材を使い、パッケージングしています。再利用された、あるいは再利用可能な紙や段ボールを最大限に利用していますが、残念ながら、現状は、プラスチック製の袋を肉の包装に利用することは避けられないことではあります。
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